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水晶薔薇庭園館綺譚51 小浮島(6月上旬)

 ティーラが、

「飛んできたモノノケ達を元の場所に戻すのは、また同じ目に会うから可哀想」

 と言う事だったので、何処か他の保護する場所を作ろうかと思った。
 しかしCB内では何処も波動が高いので、その子たちの居場所にはならない。
 今は臨時に部屋の一つを波動を落としてその子たちのために使っているが、元々合わないのであまり長く置いておくわけにはいかなかった。

 仕方ないのでかなり小さい、岩の塊とも言える浮島を引っ張って来て、近くに置く。
 まずそこにポータルを設置して、家と行き来できるようにする。

「えーと、ここの結界を作るの?」
「そう、もう静は出来るはずだからね。やってみて」

 荒れた平地の小さな島に立って、静かに言う。
 静は困惑しているようだった。

「どれくらいのものにすればいい?」
「波動はCBより低めじゃないと、モノノケ達が生きていけないからね。
 それは考えて欲しいし、またあまり結界が弱いと捕食モノノケが入りこんで、食い荒らされちゃって、逃げれないと困るからそれも考慮して」
「む、難しいんだけど……」

 眉を寄せて静がそう言う。

「取りあえず結界だね?」

 そう言って彼は結界を構築する。
 そもそも200M四方もない庭先くらいの島だから、難しい話じゃない。

「もう少し複雑な多面体の方が良いかな?」

 作られた結界を見てそうアドバイスする。
 そうしてもう少し複雑な結界が出来あがる。
 うん、これなら大丈夫だろう。

 そして波動を落とす。
 このままだったら天使系波動のため、モノノケ達に合わずに壊れて易くなってしまう。
 そして天使波動をそぎ落とし、ニュートラルのものにする。
 静はそれはまだできない為、こちらがやって見せる。

「どんな感じ?」

 モノノケを何匹か抱いてティーラがポータルから出てきた。
 そしてぐるっと見渡して安心したみたいだった。

「ちょっとまだ寂しいわね」

 何もないここを見てそう言う。

「引っ張って着たばかりの岩だからね。これから植物とか植えるつもりだよ」

 そう言うと静は目で『それもやるんですか?』と訴えかけてきた。
 それに笑顔で肯定する、と彼はため息をついた。
 
「でもこの子たちにはちょうどいい波動みたい」

 ティーラはそう言うと腕に抱いていた子を地面に降ろす。
 するとその子たちは嬉しそうに走りだした。
 CBでは小さなスペースしか確保できなかったから、これくらいでも嬉しいらしい。

「あ、柵は必要だな」

 そう思い付き、淵から落ちないようにその辺りに柵を構築する。
 案の定、一匹が縁まで行って、柵に引っ掛かる。
 危ない。
 一瞬遅ければ落ちていたところだった。

「ありがとうね、フィン、静」

 嬉しそうに言われて、こちらも嬉しくなる。
 静もお礼を言われると嬉しそうだった。

「さて、続きをやろうか」

 静かにそう言って向き合った。

++++++

スパルタ真っ最中だったりして 笑
こうやって浮島の調整法を教えているよーです。

ち・な・み・に、どーやら他の新しい仕事仲間にも、この手のスパルタやっているよーで……。
本体さんの方から確認が来ましたわ orz

いや、あまりにも違和感無さ過ぎて、その場の光景が浮かぶんで、思わず乾いた笑いをしてしまったなぁ。

ちなみに「CB」とはフィンの浮島の名前ですw
取りあえず無理やりつけたら、他に出てこなかった。
ま、そんなもんだな。


水晶薔薇庭園館綺譚50 遭遇(6月中旬)

「やあ、エルス」

 廊下で声を掛けられ、相手を見た途端、思わず「うわっ」と思った。

「どうも、こんにちは」

 何でこんなところで出くわすのだろう。

「思ったより元気そうだね」
「そうですね、お陰さまで」

 先輩と同じ銀髪で、同じ蒼い瞳を持っている。
 違うとしたらこの人の方が、鍛えられている感じがするのと、雰囲気が優雅なところだ。
 アルディアス、と言う名前だと言うのは知っている。
 更に自分の遠い上司なのも。
 フィンが特に世話になっているので、一応知っているが、個人的には何の繋がりもない相手だ。

 出来ればあまりお近づきにもなりたくない。
 そんな態度が思いっきり出ているらしく、同僚が合図をしてくる。

「相変わらず、他人行儀なんだね。もっと砕けても構わないよ?」

 くすくすと笑いながらそんな事を言う。
 
「フィンの知り合いでも、お、私にとっては他人ですから、それ相応の対応をしているだけです」

 思わず冷ややかに対応してしまう。
 その答えに困ったな、と言う様子を見せた。

「エルス、君、ちゃんと泣いた?」

 覗きこまれるように、唐突に言われて面食らう。
 思わず見返すと真剣な瞳がこちらを射抜いた。
 先輩と同じ。

「一応、お別れも言いましたから…」

 そういってから、思わず目をそらす。
 苦手だ、この人は。

「そう、よかった」

 安心したようにその人は言う。
 一体どれだけの人を気にかけているのだろう、この人は。
 何となく居心地の悪さを感じる。 

 その時、その人の後ろから誰かが声をかけた。
 そして何かやり取りをして、再びこちらを向く。

「じゃあ、悪いけど仕事だから失礼するよ。
 よかったら一度、ツインと一緒に遊びにおいで」
「……ありがとうございます。機会がありましたら是非」
「絶対だよ」

 社交辞令を返したら、悪戯っぽくそう言われた。
 そしてその人は、声をかけた人と一緒に踵を返して歩いて行った。

 思わずほっと息をつく。

「おまえ、すごい人と知り合いなんだなぁ」
「俺じゃない。俺と本体を同じくするもう一人がすごい世話になっているだけだ」

 一緒にいた同僚に言われて、思わずムッとして言い返す。

「でもそれってお前とも知り合いと言えないか?」
「違う。俺が良く知っているのは本体は同じでも別の人だ」
「……その区分けが俺には分からん」

 そう言われた。
 確かにそうかもしれない。
 けど違うから。
 と言って、同僚とともに仕事に向かった。

++++++

と言う訳でアルディアス様とこんなところ(職場)で遭遇~しました、エルスがw

それにしてもこの苦手意識バリバリ出ているのに、本体の方がびっくりしたりして。
いや、参った。

ちなみに遠い上司ってのは、強いて言うならアルディアス様が大企業の取締役とか役員とか顧問で、エルスが末端部署の平社員、みたいな
そんな関係みたいです。

ちなみにこの後、お宅訪問はやってないですね~。
行く気全然ないし 笑

まあ、フィンが散々訪問しているからいいかな~、って思っていたりしてww
そんな感じですw

水晶薔薇庭園館綺譚49 エルスの仕事(6月中旬)

 会議室のホワイトボードを使って説明をする。
 前には長机と椅子。
 席は7割方埋まっている。

 一通りの説明が終わって、質問が来る。
 それに一つ一つ丁寧に答えて、その仕事は終わった。


「あ~~、もう、疲れた~~~」

 部署に戻った途端、思わずそんな愚痴が出た。
 思わず机に戻って突っ伏す。

「お疲れ~」
「御苦労さん」

 そう部署のみんなに口々に言われる。

「もーやだっ!WBH相手のプレゼンなんて。
 面倒なことこの上ないっ!」
「そういってもな、エルス。お前ここんところずーっと自宅勤務だったんだから、それくらいやっても良いと思うぞ」

 そう言われる。

「本当に、もう、自宅勤務だけにしようかなぁ。
 そしたらティとずーっと一緒に居れるのに」

 思わず本音が漏れる。
 既にもう、会いたくて仕方がない。

「何を贅沢言っている。
 まだ帰るなよ!
 仕事は溜まっているぞ」
「分かっているよ~~~」

 同僚に突っ込まれて、そう言い返す。
 思わずため息が出そうになる。
 出来るだけ早く片付けて、家に帰ろうと心に誓った。


+++++

エルスっす。
ちゃんと仕事してました。 ←

なんかね~、いきなりプレゼンしてましたわ、10名弱相手に。
内容は全然分からないんですけどねぇ。

そして戻って来てからこんな愚痴……。

ちなみに5~6名ほどの部署です。
色々資料を探したり、データとか取りまとめるところみたい。

部屋があるみたいですよん。
会議室みたいなパーテーションで仕切られたような感じの部屋。

何の仕事なんだろう??
というか、どこなんだろう???
天使エリアとはまた違った感じの場所。

白っぽい部屋でしたw
本当にどこなんだろうねぇ……。
そう言う肝心なところはまるっきりDLされないんだよねぇ……(遠い目

水晶薔薇庭園館綺譚48 学校にて

「……フィン?」

 いきなり声を掛けられて思わず振り向く。
 
「じゃ、ないわね。貴方、エルスね?」

 そう言ったのは確か今はアリス、と言っている女性だ。
 かつて仮設のツインコードでつながっていた…。

「どうしたの?こんなところで」

 こちらが何も言わない間にさっさと話を進めていく。
 それは以前記憶にある女性であり、やっぱり違う感じがする。

「仕事だ」

 一言だけそう返す。

「学校の?」
「ああ、魔法の特別講義を頼まれた」
「今から?」
「いや、終わって帰るところ」
「あら奇遇ね。こちらもよ。ポータルまで一緒に行きましょう」

 そう、ここはかつてエル・フィンが働いていた職場だ。
 その伝手で資料を取り寄せた際に、対価として単発の講義を頼まれていた。

 実際に別の仕事がある為、講師の仕事など出来ない、とあっさり断ったが、特別講義だけ、と言う事で合意したのだった。

「……そのままずるずる居たりして」

 悪戯っぽい笑みを浮かべて彼女が言う。

「大丈夫だ。3回のみと言う念書も貰っている」

 正確にいうとその場に居合わせて、念書を書かせたのはティであって、俺では無い。
 ティも彼女と同様の懸念をもったらしい。
 
「破棄されないといいわね~」
「ちゃんとサイン(気)が入った正式なものだぞ。それはないだろう」

 そう言いつつもちょっとだけ心配になる。
 何せ相手が相手だ。
 エル・フィンが断りきれなかったモノを、自分がどうにかできる保証はない。

「じゃあ、勝手に更新されちゃうか、新しいもの作られるかもね~」

 くすくす笑いながら、彼女は言う。
 彼女も講師として働いている為、色々と分かっているのだろう、ここの学院長の性格は。
 思わずため息が出る。
 思わず髪をかきあげる、と、ポータル付近で待っている人が目に入った。

「ティ!」

 思わず嬉しくなって、そのまま走り寄って抱きついて、キスをする。

「終わった?」
「ああ、順調に」

 そう言ってもう一度キス。
 そしてティは気付いたようだった。

「ふふふ、御馳走様」

 彼女は笑ってそう言った。

「やあ、アリス。久しぶり」
「久しぶりね~。そっちの姿で会うのも」
「変か?」
「ううん、新鮮で良いわよ。仲良しなのもね」

 そう言われる。
 ずっとハグしたままなのを言っているのだろう。

「ふふん、羨ましければ自分もやんな」

 思わずそう言ってしまう。

「うん、貴方達の居ないところでやっているからいいわ、別に」

 にっこり笑ってそう言われる。

「そうそう、気をつけないさいよ、ティ。
 下手したらエルスはこのままずるずる引きとめられるわよ」
「大丈夫、最終日にはアシスタント名目で、ちゃんと最初からずっとつきっきりになって、気をつけるから」

 そう言う会話をされて、妙な気分になる。
 そんなに信頼ないのか?

「それに今日もやっぱりアシスタントして、付いて行けば良かったと思ったよ。
 気が気じゃなかった」
「ティ、仕事だから仕方ないだろ」
「ふふふ、御馳走様」

 そう彼女は笑った。
 何がどう「御馳走様」なのかちょっと分からないが。

「っと、私も次の仕事だわ。またね」
「ああ、また」

 そう返すと彼女は先にポータルを使って帰って行った。

「帰ろうか」
「ああ」

 そう言ってこちらもクリロズへのポータルに向かった。


++++++

と言う訳で久しぶりにアリスさんと会いました~~~♪
ちなみに本職は、その内……。

それにしてもなぜBLかなぁ……・ ←未だに言う

相変わらずべたべたと仲良しさんの様子です。
ええ、別にいいんですけどねぇ……。

水晶薔薇庭園館綺譚47 追悼会(6月中旬)

「こっちは****で、***するから、オーリィは@@地点で***してくれ。
 そうしたら@@@@になるはずで、ここは大丈夫になるはずだ」
「分かった。じゃあ、そっちは俺に任せろ」

 オーリィはそう言うと、少し楽しそうに笑った。

「何?」

 不思議に思って聞く。

「いや、そうやって指示していると、やっぱりお前はエル・フィンなんだな、って思ってさ」

 そうやって頼もしそうに笑った。
 思わずため息をつきそうになる。

「あのね、オーリィ。君が仕事がしやすいと言うからこっちはそう言うモードになっているんだけどね。
 何なら女性体に変ろうか?」
「辞めろっ!それだけはするなっ!!」

 慌てたようにそう言って、後ずさった。
 なんだよ、この反応。
 相変わらず失礼だな。

「じゃあ、さっさと@@地点に言って仕事しろ」
「OK分かったよ」

 そう言うとそそくさと彼はそちらに向かった。

 指示した場所で指示したとおりに仕事をしてくれたのは、エネルギーの流れを見ていて直ぐに分かった。

 よし、これで大丈夫だ。

 ほっとしたところで、いきなり背後からガツッと首に腕を回された。
 一瞬息がとまるかと思った。

「よぉ、フィン。今から飲みに行かないか?」
「…………セラフィト様、仕事中ですが?」

 思わず冷ややかに言ってしまう。

「仕事なら今終わっただろ?それで最期じゃないのか?」

 何故か相変わらずこちらの仕事を把握しているようだった。

「確かにそうですが……」
「なら付き合え。ニールスにも声を掛けてある」
「は?ニールス様も?」

 思わず不思議に思って聞いてしまう。
 そこにオーリィが帰ってきた。

「セリー殿?」
「よぉ、オーリィ。今から飲みに行くぞ」

 戻ってきたオーリィに楽しげに手をあげて合図する。

「今から?何でまた…」

 びっくりしたようにオーリィも言う。

「さ、行くぞ」

 そう言うとセラフィト様は僕とオーリィをガッツリ捕まえて、引きずって歩き出した。



 着いた場所は去年の日食式典後に3人で飲んだ店だった。
 ここの店はテーブルがそれぞれ独立したような形になっている。
 だから他の人に邪魔されず、仲間内で飲むには良い場所だった。

「セラフィト様、二人にちゃんと話はしたんですか?」

 笑いをかみ殺したようにニールス様が控えめに言う。

「おう。飲みに行くぞと言って引っ張ってきた」
「それ、話した事になるのかなぁ…」

 実際に僕とオーリィは何故いきなり店に連れ込まれたのか、イマイチ把握しかねていた。
 かなり不思議そうな顔をしていたんだと思う。

「えーと…・?」
「ま、仲間内で一種の追悼会をしようと思ってな。どっかのバカの為の」

 思わずそう言って尋ねようとしたら、先にセラフィト様に言われて、思わず黙りこむ。
 それはオーリィも同じだ。

「どうせお前らの事だから、泣いてないんだろう?」
「泣きました」
「泣いて悪いか」

 思わず仏頂面でそう答える。
 オーリィも同じだ。
 彼の方が結構ボロボロだったのは覚えている。

 こっちは家に帰ってからようやくツインの前で泣いたくらいだ。

「だからさ、あのバカに文句でも言いながら、一杯やろうと思ってな」

 そう言ってウインクして見せる。
 全くこの方は……、ご自分だって悲しいだろうに。

「くそっ。また泣かせる気か?」
「何度泣いても良いんじゃないか?その方が溜め込むよりよっぽど良いぞ」

 オーリィとセラフィト様の会話を聞いて、思わず笑ってしまう。

「確かにそうかもね。でも文句は当人に言ってしまったからなぁ」

 そう言うとセラフィト様とニールス様はやれやれ、といった様子を見せた。
 あれ?なんかおかしいかな?

「じゃあ、思い出話でもしながら?」
「やめろ~~!余計に泣けてくる。と言うか泣くぞ、今からでも」

 そう言うオーリィは既に眼がうるんでいる。
 それを見て思わず微笑みながら、視界がぼやける。
 あれ、ダメだな。
 さんざん泣いたと思ったのにな。

「取りあえず、どっかのバカの安らかな眠りに乾杯しよう」

 そうセラフィト様が言った。
 優しい声だった。

+++++


ちなみにフィンは水割りかオンザロックを。
ニールス様は水割りだな。
セラフィト様はブランデー辺りをちびちび?
オーリィさんは……、カンパリオレンジとカンパリグレープフルーツでさんざん悩んで、後者に決めたらしいです。

笑と泣きとぼやきとか混ぜ混ぜで、なんか飲んだ気がします。


取りえずこれで一段落、かな?
さて、新しい仕事仲間の説明&話をするか~。

その前に名古屋オフ会転載だなww
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たか1717

Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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