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ただの物語18 出立1

えーと長いので何分割かにさせてもらいます。
明日更新できないので、まあその変りも含め。

注:これはただの物語です。
  さらっと流してくださいね ←OK?


******

 すべてを片付けて終えて一息つく。
 よし、これで明日の朝一に出発可能だ。
 もともと何時移動になっても良いように、たいしてモノを持たないように気をつけていたため、片付けも楽だった。

 今朝早く届いた異動命令。
 下手したらその場ですぐ移動しなくてはいけないこともあるが、なぜか移動の指定が明日の朝になっていた。
 おかげで色々な片づけが出来たのは助かった。

「終わったのか?」

 そう人型になった守護竜であるシェーンが声をかけてくる。
 今までは離れて本部に居ることが多かったが、今後はまた一緒に動ける。
 それはすごく頼もしいことだった。

「ああ、これで大丈夫だ」
「それはいいのか」

 机の上の動物の模型を指して聞く。
 簡単な魔法で動くおもちゃだ。
 ルーシェに頼まれて彼の息子の為に作ったものだ。

「ああ、これは置いて行っていい」

 そう言うとシェーンはふうん、と言ってイスに座る。
 その隣に座ろうとして、扉がノックされたのに気づいた。
 誰だろう、今時分。
 もう結構夜が更けた時間なのに。

「エル・フィン?居ないのか??」

 ルーシェだ。
 何も知らせていないのに、どうしてこういいタイミングで来るのだろう、彼は。

「出たらどうだ?」

 シェーンがそう促す。
 仕方なしに扉を開ける。

「よう!良い酒が手に入ったから今から飲……」

 仕事の帰りに寄ったのかちょっとハイテンションだった。
 何かいいことでもあったのだろうか。

「……まないかと思ったけど、いったい何があった?」

 こちらの様子を見て何かに気付いたらしく、いきなりトーンダウンする。

「ま、中に入れ」

 そう言ってルーシェを中に入れる。
 中に入ったルーシェはシェーンがいたことに驚いたようだった。

「お久しぶり、しばらく見なかったですね」

 そう声をかける。
 相変わらず逃げ腰だが。
 ルーシェは適応がなかったらしくドラゴンと組んでいない。
 そのためかどうもドラゴンに対しておっかなびっくりの対応になる。
 そんなルーシェにシェーンは一瞥しただけで目をそらせた。

「何があった?」

 ルーシェは部屋を見て片付いているのにも気がついたようで、俺の方を振り返りそう聞く。

「中央から呼び戻しが来た。明日の朝一に発つ」
「ちょっとまて、ほかの人間は知っているのか?」
「一応校長は知っている」

 そう言って俺はシェーンの隣のイスに座る。
 向かいにルーシェが座った。

「他の奴には言わずに行く気か?」
「お前にも、今来てなかったら言わないつもりだった」
「おいっ」

 がたんっと音を立ててルーシェが立ち上がって俺の胸倉をつかんだ。
 シェーンが顔色を変える。
 それを眼で制して、ルーシェの掴んだ手を軽くたたく。

「それが規則だ。手を放せ」

 そう言うとルーシェは乱暴に手を放した。
 忌々しそうに椅子に再び座る。

「なんだ、やっぱり、軍は辞めてなかったんじゃないか!このウソつき!」

 腹ただしいようにそう吐き捨てる。

「済まないな、それも仕事上仕方なかった」
「おい、エル・フィン」

 そう認めるとシェーンが咎めるように声をかけた。
(大丈夫だから)
 そう心話を送ると不服そうな雰囲気はそのままに、でも黙ってくれた。


******

と、いうところでいったん切ります。
だってめっちゃ長いんだもん。
デオンさんの話の比ではないです。

まあ、当たり前っちゃ~、当たり前か。

夜~翌朝までの話ですので。

続きます。
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Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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