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紅緋古譚 3 事件

エグめ。駄目人は読まないでくださいね。

+++++

 いきなり口をふさがれて、すごい力で引きずられた。
 とっさに事に抵抗しそこなってしまった。

 口をふさいだ手を取ろうと、思わず爪を立てる。

「イテッ。こいつ、大人しくしろ」

 そう言う声が聞こえて、いきなり突き飛ばされた。
 バランスを崩して思わず床に転がる。
 でも受け身を何とか取れたので、直ぐに体勢を整えれたが。

 思わず突き飛ばしたそいつを睨む。
 そいつは今日の体術の授業で、豪語しながらも私に負けた奴だった。

 そいつの向こう側でバタン、かちゃんと音がした。
 思わず困惑する。

 ここは……、狭い使ってない資料室のようだった。

「生意気なんだよな、女のくせに」

 後ろからも声がして、とっさに振り向いて気付いた。
 周りに10人弱の同期の男たち。

「おれ達より敏捷に動けて教官に褒められて。さぞかし気分が良いだろうな」
「何の話……」
「生意気なんだよ」
「女のくせに、男の上をいっていい気になりやがって」
「それで一人前のつもりか?」

 思わず口に出した疑問が奴らのカンに障ったようだった。

「女なら、女らしく男のモノになって大人しくしてればいいんだよ」
「ま、本当の女ならばな」

 そういって奴らは下品な笑い方をした。
 嫌な感じがする。
 とっさに囲いを突破して逃げようとした。
 だけどそんな簡単に行かず、とめられ、床にまた投げ出される。

「おい」

 誰かがそう言うと、起き上がる前の私の腕を掴んで、床に押し付けた。
 右と左、一人づつ。

「放せっ!ひきょう者っ!!」

 そう言うが、一向に意に介した様子は無かった。 
 暴れて腕を外そうとするが、びくともしない。
 掴んだ手に爪を立ててやろうしても、届かなかった。
 こういう時に男女の体力や腕力の差を嫌と言うほど感じる。

「辞めろっ!何する気だっ!」
「おい、だれかこいつの口ふさげ」
「テープ持ってないか?」
「そこら辺転がってそうだけどな」

 奴らは私がいうことに反応せず、ただうるさそうだった。
 何処からか汚いタオルみたいなものを持ってきて、それで口がふさがれた。
 暴れて、足で奴らを蹴倒してやろうかと思った。

「こいつとことん抵抗する気だぞ」
「足を抑えろ」

 そして、足さえも奴らに体重を掛けられて、おさえこまれてしまった。
 あまりの事に背筋が寒くなる。

「さて、まずは下を全部脱がせるか」

 そう言った奴の顔は気持ちが悪かった。
 寒気がした。

「………!!」

 いやだ、と言ったつもりだった。
 声はくぐもった音しか出てこなかった。

 ベルトを外され、履いていたパンツを下ろされる。
 まずは足を抑えている奴らのところまで。

「ちゃんと女モノの下着を履いているんだな」
「でもその下はどうかな~」

 下着を見て、そう下品な冗談を足を抑えている奴らが言った。

「へ、へ、へ、今から剥くからお楽しみだな」
「ぎゃはははは、お前が一番興奮して居るじゃん」

 そいつらの手が下着にかかる。

 い や だ 

 言ったつもりだったが、あまりのことに声が出なかった。

「へえ、やっぱり女じゃん、一物がないぜ」

 そう誰かが言い、他の奴らも下品な笑い方をした。
 そして覗き込もとする。

 あまりのことにどうしていいのか分からない。
 早く、早くこいつらから逃げないと。

「このままじゃヤレねぇなぁ。取りあえず全部取り去るか、服を」

 そう言うと一人がナイフを取り出した。

「おい、ナイフで切ったら、後で始末に困るぞ」
「そうだな。おい、しっかり足、抑えてろよ」
「おじょうちゃん、取りあえず怪我したく無かったら、大人しく脱がされな」

 ナイフを持ったそいつが、顔にそれをちらつかせて、そう言った。

 言われていることは聞える。
 聞えるけど、何が起こっているのかが、付いていけなかった。
 頭が止まってしまったように、考えられなかった。

「足を広げて固定させろ」

 次に聞えたのはそう言う声だった。
 されるがままに、足を広げさせられる。

「へ~、綺麗な色じゃん」
「ひょっとして初めてなんじゃねーの?」
「まさか、ここに入るやつが?」
「つーかテメーからかよ」
「当たり前だ、俺が一番恥かかされたんだからな。一番最初にやる権利がある」
「じゃあ二番目はどうする?」

 体の上で色々な声がする。
 何が起きているのか先ほどから理解できないでいた。
 ただ、大事な場所をこいつらの前に曝け出している、屈辱だけは感じていた。

 自分が授業でのした奴が、ベルトと前を緩めて私に覆いかぶさってくるのを睨みつける。

「!!!」

 突然、激痛が走った。
 抑えられている口から、叫びたかった。
 頭を左右に振って、腕も、足も、抑えつけから逃れようと暴れようとしたが、無理だった。
 強い力で抑えてつけられ、のがれることが出来なかった。

 少しずらすことが出来たかどうかだった。
 あまりのことに視界がぼやける。

「こいつ、本当にきついぞ。濡れてもこねぇ」
「そりゃいきなり入れても無理ってもんじゃねぇか?玄人じゃあるまいし」
「本当に処女だったか?そらラッキーだったな」

 そう言いながら奴らは楽しそうだった。

 痛い、いやだ、やめろ。

 そう叫んだ。
 でも口をふさぐそれに外には伝わらなかった。
 くぐもった音にしかならなかった。


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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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