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ただの物語67 相互連絡

wakka○さんところを読んだら、何故かふと思い出したもの。
そしたら更にお互いを刺激合って、とんでもね~もんを思い出してしまいました orz

 これはただの物語です。
 さらっと流して下さいね?


******

「そう言えば……、お前、籍を入れたって聞いたぞ。しかも男と」

 用があって連絡してきた同僚に、ついでに流れていた噂を確認する。
 本当はもっと前に聞いていた話だが、色々あってつい確認しそびれていた。 

「ああ、それがどうした?」
「……」

 端末の向こうの現在違う部隊に所属する、元同じ小隊の奴はしれっと答えた。
 思わず言葉に詰まり軽く眉間にしわが寄る。

「この通信のついでに言おうかと思っていたが、手間が省けたな」
「……何が在って、どんな奴なんだ?」

 ふと気になり聞いてみる。
 デオンはもともとそう言う、男の方が好きだという趣味があったとは聞いていない。
 自分の知っている限りでは女性と何人か付き合っていたようだった。
 もっとも仕事の絡みもあって、長続きしていないようだったが。
 
「まあ、色々あってな、そうだな」

 そう思わせぶりに笑って言うとマイクの音量を消したようだった。
 そして誰かを呼び寄せた。
 
「ほら」

 そう言って誰かを通信用カメラの入る範囲に入れた。

「「え?」」

 お互いびっくりして、音声が重なる。
 そこに映し出されたのは、幼馴染のルークァンスだった。
 相手も面食らった顔している。

「ルーク……」

 一足先に我に返り、彼の名前を呼ぶ。
 そう、驚いていたからと言って、何時までも呆けていては戦場では生き残れない。

「エル・フィン…」

 ルークは未だ半分呆然としているようだった。
 が、こちらの名を呼んだことで我に帰ったのか、真面目な顔を作ろうとして居ながら、笑いだしそうなデオンの方を向く。
 多分睨んでいるんだと思う。

「エル・フィンと知り合いだったのか?」

 これはこちらにではなく、向こうのデオンへの確認だろう。
 少し声色に怒りが含まれている。

「ああ」

 楽しそうにデオンが応える。
 それを確認してこちらに向き直ろうとしたルークに対して、デオンが動いた。

 思わずそれを見て脱力する。
 一体こいつは何を考えているのだ?
 何故俺が幼馴染と同僚とのキスシーンを見せられなくていけないんだ?

「デオン……」

 思わず眉間に手をやりたくなった。
 真面目に頭痛がしてきた。

 ルークはこちらを見て、ハッと我に返ったようだった。
 彼もこのデオンの行動に呆然としていたようだ。
 そして首まで真っ赤になる。

「馬鹿っ!」

 そうデオンに言うと、ルークはモニターから姿を消した。
 あいつにしては珍しくかなり怒っているようだった。
 確かにそうだろう。
 双子の兄のルーシェと違い、普段感情があまり大きく動かないルークにとっては珍しい状態だった。

「デオン、籍を入れた相手って……」

 脱力したまま念のために確認する。

「ああ、あいつだ」
「何でまた……」

 思わずまた盛大なため息をつく。

 以前に小さな町で潜入捜査をした時に、こいつからルーシェの行動の逐一を報告を頼まれたことがある。
 そうするとこれもその絡みか。
 職権乱用、と言えばそうだけど、こいつのことだから他に理由があったに違いない。
 と、とりあえず自分を納得させる。

 その時バンッと何かが机に叩き付ける音がした。

「書き終わりましたので失礼します!」

 怒りに満ちた声でルークが言うのが聞えた。
 これは相当かなり怒っているようだ。
 どうやらそのまま部屋を出て行くつもりらしい。

「な、可愛いだろ?」
「…………」

 嬉しそうににやにやと笑うこいつを見て、さらに追及する気がなくなる。
 本当ならいつで会ったのか、どうしてそうなったのかを知りたかったが、それよりたずねる気力が著しく殺がれた。
 全く何を考えているのだ?

「そう言えばお前こそ、結婚しないのか?」

 そんな状態のこちらに、逆に言われて言葉に詰まる。
 その話をしようかと思っていたところだった。

「……予定はある。次の作戦が終わったら、だが。その為に基地勤務だけ部署への異動願いは出してある」
「へぇ……。家庭にでも入る気か?」

 言われて思わず端末画像のそいつを絶対零度の視線で睨みつける。

「冗談だ。お前のことだから相手が男でもありうるな~、とちょっと思っただけだ」

 にやにや笑いながら言われてもうれしくない。
 さらに眉間にしわが寄るのが分かる。

「彼女に……、結婚してからも何時本当に生きて帰ってくるかの心配をさせたくない。それだけだ」

 そうため息とともに伝える。

「ふーん、どんな子なんだ?お前にそこまで思わせるとは」
「……ツインだよ。今中央の神殿で巫女をやっている」

 ここまできたら隠しても仕方がないか、と思ってそう話す。

「神殿、ねぇ……。お前から見てどうだ?可愛いのか?」
「俺にとっては誰よりもかわいくて大切に守りたい女性だよ」

 そう言い切ってやる。
 するとにやにやとデオンは笑った。

「そうみたいだな、お前のそんな顔初めて見た。
 ということは結婚式にはエル・フィンのその顔が十分に拝めるってことだな。
 よし、面白そうだから出席してやろう。
 あ、やるよな?」

 言われて戸惑う。
 どんな顔していたんだ?俺。
 同時にそれを見に来るってことに、少しだけため息をつきたい気持ちになった。 

「一応、式はマスターの立会いの下で行う予定だから空けておけ。聞いた以上、言った以上必ず来いよ」
「へえ~、あの人が立ち会うのか~」
「先を制して楽しそうに宣告されたよ……」

 その時のことを思い出すと本当に脱力する。
 あれは本当に楽しまれていたに違いない。

「それはそれで楽しみに行かなくちゃな~。あ、ルークも連れて行くぞ?良いな?」
「どちらにしてもルークは幼馴染だから呼ぶ予定だったよ。ついでに伝えてよろしく言っておいてくれ」
「分かった」

 そう言って端末を切る。
 なんか余計なことまで言ってしまったような気がする。
 式の時はきっとそのネタで遊ばれそうだ。
 思わずまたため息をつく。

「大丈夫ですか?」
「あ?ああ。仕事がらみじゃないから大丈夫だ。そちらは問題ない」

 心配そうに聞いてきたセーラムにそう返して、気持ちを切り替えて仕事の続きに取り掛かる。

 親戚一同には帰ってから招待状を送るとして、後は幼馴染のリーシャにも伝えないといけないだろう。
 でも彼女には突然教えたほうが驚くかな。
 そう思い彼女への式の知らせも戦場から戻ってからにしようと、決めた。

******

お互い思い出した時はそらも~~~、
「何考えてんだ~~~~~っ!!デオンはっ!!」
でした。

何かミョーに浮かれてるし。
んでもって、双方この記憶を思わず真っ先にデリートした模様 苦笑

そう言えばこれのすり合わせをしている時に年齢の話になって。
どーやらこの時、エル・フィン大体35歳くらい、だそーです。
ちなみにティーラさんは2~3歳下……。

うん、ヴェール人がどれくらいの寿命なのかよく知りませんけどね、

待たせ過ぎだっ!!エル・フィンっ!!
気の長い信じて待ってくれるツインで良かったなっ!
下手したら捨てられているぞっ!!


と思わず頭抱えて思っちった。苦笑

いや、私なんだけど……。
本当に頭が上がりませぬ。
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相互連絡 ver.L

“長期休暇”を読んだたかさん、コメントにも >今、なんか、ミョーな事が浮かんだ……。 って書いてらしたんですが、その後、「どうですか...

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Comments

デオンさん‥のりすぎというか、食えないお方ですね(笑)

そして、エル・フィンさん、待たせすぎ(爆)
以外にのんびりしてますね~(苦笑)
Posted at 2010.03.28 (02:30) by ネコ長 (URL) | [編集]
待たせすぎな部分はあるかもしれないけど、
お互い思いあってての、35なら。
こっちは35でも・・・・もごもごもご。
いずれ出しますw
Posted at 2010.03.28 (08:54) by wakka00 (URL) | [編集]
> デオンさん‥のりすぎというか、食えないお方ですね(笑)
>
> そして、エル・フィンさん、待たせすぎ(爆)
> 以外にのんびりしてますね~(苦笑)

うん、ほんっっっっと~~~~~~に!食えない奴です 苦笑

エル・フィンはね~、のんびりしていると言うか、何と言うか^^;
何でこんなに待たせたのか、まだ思い出せないんですけどぉ……。
Posted at 2010.03.28 (21:24) by たか1717 (URL) | [編集]
> 待たせすぎな部分はあるかもしれないけど、
> お互い思いあってての、35なら。
> こっちは35でも・・・・もごもごもご。
> いずれ出しますw

うーん……、思いあっての事だと思うんですけどぉ……。
その辺りが思い出せなくて、ちょっと困ってますがww

そちらのジジョーは大変楽しみにしております。
Posted at 2010.03.28 (21:25) by たか1717 (URL) | [編集]
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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
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