スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ただの物語 断片48 研究員

昨晩いきなりDLされたもの。
つーか半分誰かの影響の妄想の可能性もあり。
本当にこれが事実ならどーしたものか……。

これはただの物語です。
 さらっと流して下さいね?

**********

「よく出来たね。君のこの研究成果を誇りに思うよ」

 そう言われて心底ほっとした。
 これまでなかなか成果が上がらなかったので、その言葉は嬉しかった。

「これでより多くの実験が一つの実験体に対して行えるようになる。これほど助かることはない。何せ最近は色々とうるさいからね」

 言われてガツン、と殴られたような気になった。
 この人は一体何を言ったのだ?
 より多くの実験?
 元に戻すためではなく?

 あまりのショックに何を言ってそこを辞去したのか覚えがない。
 ようやくの思いで自分に与えられた研究室に戻る。
 ドアを閉めて崩れ落ちる。
 
 私は一体何に手を貸したのだ?
 実験体となった彼らを助けるための方法を見つけたつもりだった。
 だがそれがよりあの人の狂った研究を促進する為のものになろうとは。

 ふらふらと這うように歩いて隠しドアを開ける。
 そこにある一つのポッド。
 静かに眠っている一つの魂。
 そう、この実験はこの子を助けるためのものだった。
 私の中の私の唯一無二の大切な相手。
 取り換えのきかない、取り替える気もない相手。

 あまりのことに私の中の私はショックで深い眠りについている。
 だから私が目覚めてしまった。
 本来なら欠片となった私は私の中で静かに融合し、意識を浮上させることなど無く私そのものになっていたはずなのだ。
 でもおかげで私の大事な相手を探して保護することが出来た。
 私は私と違って闇の中にも魔界の中にも行くことが出来るのだから。

 そうして見つけ出してきた大切な相手。
 私の相手ではないが、私の大切な人。

 保護と同時に魔との切り離しを少しづつ進めていた。
 今はなんとかギリギリまで魔を排除できたが、これ以上は魂そのものの存在が危うくなるので切り離せない。
 せめて砕けた欠片があればいいのだが、それを持った人たちは今近くに居ない。

 まさかこの方法がさらなる研究に使われることになると分かっていたら、報告などしなかったのに。
 でも報告しないと私はここで研究を続けられずに、逆に実験体にされてしまう。
 どうしたらいいのだろうか。
 
 少なくてもこの魂は闇に預けるしかない。
 もう少し光を与えてあげれば声を上げることが出来るだろう。
 そうしたら誰かに気づいて拾い上げてもらい、助けてもらえるだろう。
 この子が見つかれば、彼にさらなる実験に使われてしまう。
 それだけは阻止しなくては。
 
 実験の方法は微妙に移相をずらしてしまおう。
 そうしたら使えなくなるはずだ。

 私は。
 私は取りあえず深い眠りに就こう。
 本来目覚めるはずのない私はいるはずのない存在。
 はるか昔に砕け散り、全てを終えた魂の欠片なのだから。
 
 事故を起こし私を一度この世界から切り離そう。
 そうすればきっと彼らが気付いて、この私の中の私を生かす方法に気づくはずだ。

 そう、それでいい。
 すべてに関与せずに眠り続けよう。
 もう何も知らない。
 もう何も望まない。
 私のことは私が固く抱え込み、もう一人の私には知らせずにおけばいい。
 そうして二度と私は私の中で目覚めない。

**********

えーと。
自分の中に居る全てを拒否して眠り続けることを望む人格さんに焦点を合わせた時に出てきたものです。

これ、何?

つまり私という存在はエル・フィンのほかにもう一人いる、ってこと何でしょうかね。

以前に人格統合に関するワークをした時に、出てきた子供の人形のような人格さんを「人格統合」の本を読んだきっかけに、またコミュニケーションをしようとアレこれやっていたら、眠り続ける女性に変化したんですね。
心話でコミュニケーションはとれるけど、とにかく
「知らない、何もしたくない、何も知りたくない、眠り続けたい」
としか言わないのでお手上げなのですが。

そしたらザドキエル様がやってきて
「このまま彼女は眠らせてあげなさい」
と言って愛しそうに眺めておりました。

ははははは
その前に色々あったので本体ちょっと逃避&拒絶モード入ってます、パパに対して。

*これの目次などにつきましては「ただの物語について」をご参照ください 。
スポンサーサイト

Leave a comment

Private :

Comments

かなり複雑な様子になりそうな雰囲気ですね…。次の中の方は女性なんでしょうか?
Posted at 2010.01.02 (21:58) by ネコ長 (URL) | [編集]
> かなり複雑な様子になりそうな雰囲気ですね…。次の中の方は女性なんでしょうか?

複雑になりそーな、でもこれを紐解いて行かないといけないよーな、そんな感じです。
うん、取りあえず女性っぽい感じ。
どうなることやら……。
Posted at 2010.01.02 (22:14) by たか1717 (URL) | [編集]
読んでてぞぞぞっとした~。

やっぱり、あの時代の記憶?
違うとしても、似たようなことを考える人は・・・やっぱりいるんだね。
Posted at 2010.01.02 (22:58) by wakka○ (URL) | [編集]
> 読んでてぞぞぞっとした~。
>
> やっぱり、あの時代の記憶?
> 違うとしても、似たようなことを考える人は・・・やっぱりいるんだね。

う~ん、ビミョー。
もしかしたらwakka○さんところで出てきたのと同じ時代かも。
でも似た様な事を考える人は、あの世界ではたくさんいたんだと思いまふ。
Posted at 2010.01.03 (12:56) by たか1717 (URL) | [編集]
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
05 07
最新記事
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

たか1717

Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。