スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ただの物語 断片43 作戦

とある作戦の記憶です~。
本当は続きを思い出したいのですが、どーしても出てきません。
これはもう先にUPしろってことだろーと勝手に思い込んで(笑)載せちゃいますww

1/14追記:
↑と書いてますが続きもあります。
最期にリンク付けますのでよろしく~♪


 これはただの物語です。
  さらっと流して下さいね? 

******

 移送艇が指示通りの空域を飛んでいる。 
 その艇に通信機で所属と名前を告げるとドラゴン用のハッチが開かれるのを確認する。
 そこにドラゴンごと乗り込む。

 艦に入り着地すると同時にハッチが閉まる。
 それを確認してシェーンから降りる。
 既に一人の人間がそこに待機していた。

 レモン色の髪にクリソプレーズの瞳の同じくらいの年頃の青年だ。
 襟の階級は軍曹を示している。
 敬礼をしてこちらに声をかける。
 
「エル・フィン=クレインヴァー少尉?」
「そうだ。本日よりグラッツェアンス=デオン中尉のもとに臨時配属となった。そちらは?」
「エルンスト=*****軍曹です。お待ちしておりました」

 言葉は柔順だが顔には『なぜおまえなんかが来るんだ』と書いてあった。
 デオンのもとにこんな奴が居るとは知らなかったから、多分俺が居なくなった後に配属されたのだろう。
 自分を知っているメンツがそんな顔する奴はいない。

「そちらのドラゴンはこちらで待機願います」

 一緒に来るつもりでいた人型になったシェーンの機嫌が悪くなるのを感じる。
 何か言う前に目で制する。

「それはグラッツェアンス中尉の指示か?」
「……」

 答えないということはデオンの指示ではなく独断の可能性があった。
 多分よくない噂でもあるのだろう。
 あの事件の後の処遇がうやむやになっているのかもしれない。

「ちょっと待っていてくれ。案内を」

 前半はシェーンに、後半をこの青年に告げる。
 どちらにしても後でデオンに言って呼び寄せればいいことだ。
 案内された部屋は軍議用の部屋だった。
 名前を告げて入室許可を求める。

「エル・フィン=クレインヴァー少尉、本日任命により着任しました」

 いくら顔見知りとはいえ一応礼儀として扉を開けて敬礼をし、そう言う。
 が、次の瞬間思わず固まって、目を疑ってしまった。

「堅苦しい挨拶は抜きで良いよ、エル・フィン。御苦労さま」

 そうにこやかに言い切ったのは本来中央に居るはずの銀髪の上司だった。
 デオンも面白そうにこちらを見ている。

「まあ、そっちに座れ。堅苦しい挨拶もこれ以上はいらない。軍議をはじめるぞ」

 デオンにそう言われてあいている席(上司の隣)に座る。
 なぜここに居るのだ?と疑問が浮かんだがさすがにそれをここで言うのは憚れた。
 
「役者がそろったからこれからの作戦を説明する」

 そうして今回の作戦の説明が始まった。


「シェーン、あの方が居たが?」

 思わずきつい口調でシェーンに問う。
 そもそも今回の作戦に臨時着任の命令書を持ってきたのが彼だった。
 そして移動手段にシェーンを使うようにも指示があり、そのままでてしまったのだが。

「言ってなかったか?」
「聞いてない」
「あれ?」

 ちょっとバツが悪そうに眼をそらす。
 思わず睨みつけてしまう。

「どうせ来たらわかることだから、まあいいかと……」

 ごちゃごちゃと言い訳しようとする。
 それを静かな視線で思わず冷ややかに見る。

「……その、すまない」

 観念してシェーンがそう言う。
 それをきいて軽く嘆息する。

「今度からちゃんと報告してくれ」
「分かった」

 そう彼が言うのと同時にキツイ目線を後方に投げていた。
 振り返ると例の軍曹がこっちを見ていた。
 シェーンは先ほどのことがすごく引っかかっているらしい。
 彼の後ろにも人型のドラゴンが居る。
 つまりこいつは今回の作戦で自分の下に入ることになるようだった。
 だが、彼はそれを納得してなさそうだった。

「隊長が今回少尉の下に入れと言ってきたんですが」

 きつい視線でこちらを見る。

「聞いている。よろしく……」
「不祥事を起こした少尉の手助けが必要だと言う隊長の真意がわからないです。あの方がいらしたのは助かりますし、あの方だけで十分だと思うので」
「デオンはそれを自分で確かめて来いと言ったんだな?」

 ごちゃごちゃ言おうとするのこちらも遮って言ってやる。
 更にきつい目線を投げかける。
 こっちが呼び捨てにしたのが気に入らないと顔に書いてある。
 どうやらこいつはデオンに心酔しているようだった。
 何か言おうとするシェーンを手で止める。

「いいぜ。相手してやる。どこでやる気だ?」
「話が早くて助かりますよ、少尉殿」

 彼のドラゴンが片手で顔を覆うところを見るとどうやらこうやって喧嘩早いらしい。
 血の気の多いのがうまく配属されたものだ。
 この手の輩は口先でどうこう言うよりも実力で黙らせたほうが早いのも経験から分かっている。

 この移送艇は小型のために練武場は作られていない。
 どこでやる気かと思ったら、自分が入って来たハッチに連れて行かれた。

「ここが一番影響がないんですよ」

 そう彼が言って、短剣を抜く。
 こちらも同レベルのモノを抜いて構えもせずに両腕を下ろす。

 作戦開始まであと数時間もない。
 ということはあまり怪我をさせてもいけないなと思う。
 ざわざわとそんなに多くない観客が集まりだす。

「構えたらどうですか?」
「いいから、来い」

 そう言うと彼は一気に距離を詰めて切りかかってきた。
 それを受け止めて、流す。
 その流れでそのまま襲いかかる。
 間一髪避ける。

 さすが動きがいい。
 伊達に奴の下に居ない。

 立て続けに攻撃を仕掛ける。
 すると剣を受け止めたと同時に蹴りが襲ってきた。
 それを捕まえる。

「これは卑怯じゃないのか?」
「そんな甘いことをいってどうするのさ?戦場は何でもありだろ」

 そう言って短剣が足を捕まえた腕を狙ってくる。
 そのまま足を離して引く。

「何でもありなんだな?」

 念のために確認する。

「決まっているでしょっ!」

 距離を詰められて横に避けてそのままひざ蹴りを入れる。
 が、それを受け止めて、くるりと飛び越える。

「やるじゃん」

 そう楽しそうに言う。
 そしてそのままこっちに切りかかる。

「縛!」

 言霊一つで魔法を発動させ片足を固定する。

「くっ!魔法なんて卑怯だぞ!」
「何でもありなんだろ!」

 こっちからいくと固定された足を軸に蹴りが来る。
 それを避けてほ縛した足を蹴飛ばす。
 同時に魔法を解除する。
 するとさすがにぶっ飛んだ。
 
「どーした、エルンスト!」
「おいおい!それくらいで終わりじゃないだろっ!」

 外野からヤジが飛ぶ。
 どうやら艇を動かす以外の人間がほぼ全員見学に来たようだった。
 何人かの顔見知りが「あちゃ~」という顔で見ていた。

「くそっ!」

 そう言うとそいつはめちゃくちゃに剣を振りまわして攻撃を仕掛けてくる。
 スピードはさすがなもので一つ一つよけるのも大変だった。
 最もよけなきゃ作戦に支障が出るっていうのもある。
 相手はそれさえも忘れているようだった。
 仕方ないな、と左手でスペルをいくつか描く。

「ちょこちょこ逃げるんじゃなくて勝負しろよっ!!」

 そう言われるので仕方ないしに剣で一つづつ受けてやる。
 そしてこちらから攻撃を仕掛ける。
 何とか受けて力比べになる。
 その最中にもスペルを描く。
 力ではじいて一歩引く。

 向こうが蹈鞴を踏んで、体制を立て直した時に最後のスペルを描く。

「補縛!」

 言霊を最後に加えると、光の糸が縦横無尽にそいつを襲った。
 走り出そうとした時にがんじがらめにされてそのまま床に転がる。
 
「これで終わりだ。作戦前にここまで体力消耗してどうする」

 そう言い切る。
 何とかその補縛魔法を解こうと苦戦していたが、こちらもそう簡単に解ける補縛魔法は使っていない。

「いや、悪いな。血の気が多くて」

 そんな中人垣を割ってデオンが出てきた。
 面白そうに笑っているところを見ると、どうやらずーっと見学していたようだった。

「デオン、わざとけしかけたな?」

 念のために聞いてみる。

「まあ、お前の実力が分かればうちの奴らは問答無用で従うだろうしな。そもそもお前が変な不祥事やありえない噂を残して消えるから悪い」
「噂?」

 思わず聞き咎めるが、意味深な笑いだけを返された。

「さあ、後数分でポイントに到着する。準備はいいか?」

 デオンがそこに居る全員に向かって声をあげた。

「アイ・サー!!」

 全員の唱和が返る。
 そしてバタバタと配置に着くために移動していった。
 魔法を解くのに苦労をしている一人を残して。


******

つー訳でデオンさんとのお仕事でしたww
一応中央に戻る前のお話です。

追記:
続きは“ただの物語 断片51 作戦2”に飛んでくださいw


エルンストさんのフルネームが何故かwakka○さんと二人して出てこないので、どーしよーかと思いましたが、まあ、良いだろうと思いまして 笑
何故か下ろせないんですよね~、記憶が。
そんなに変なフルネームなのか??

ちなみに銀髪の上司=アルディアス様ですw
何でいらっさるんでしょうねぇ、本当に。


*これの目次などにつきましては「ただの物語について」をご参照ください 。
スポンサーサイト

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

【陽の雫 42】 作戦

「エル・フィン=クレインヴァー少尉、本日任命により着任しました」中型移送艇の作戦会議室。扉を開けた金髪の青年が敬礼し、次の瞬間表情を固まらせた。「堅苦しい挨拶は抜きで良...

Leave a comment

Private :

Comments

お仕事ですよ、もちろんw
シェーンさんにその旨も伝えておいたはずw
Posted at 2009.12.08 (06:41) by さつきのひかり (URL) | [編集]
> お仕事ですよ、もちろんw
> シェーンさんにその旨も伝えておいたはずw

仕事なのはわかってますよ~。
…………シェーン??(-"ー)
Posted at 2009.12.08 (12:46) by たか1717 (URL) | [編集]
>エルンストさんのフルネームが何故かwakka○さんと二人して出てこないので、どーしよーかと思いましたが、まあ、良いだろうと思いまして 笑

はははは・・・相変わらず、わからない~~~e-330
ご本人も、口を噤んでます。
「本気でわからないわけ!?信じられないっ」って・・・i-195
Posted at 2009.12.08 (18:49) by wakka○ (URL) | [編集]
> はははは・・・相変わらず、わからない~~~e-330
> ご本人も、口を噤んでます。
> 「本気でわからないわけ!?信じられないっ」って・・・i-195

本気で私も分かりません 笑
だってこっちもその時代に関わっていたの思い出したの最近だもん^-^;
Posted at 2009.12.08 (20:21) by たか1717 (URL) | [編集]
ハールとか、ハーウィとか……
まあ、単なる気のせいかもです~
Posted at 2009.12.08 (20:30) by さつきのひかり (URL) | [編集]
> ハールとか、ハーウィとか……
> まあ、単なる気のせいかもです~

う゛~~~~ん、それさえも出てきません、私。
wakka○さ~ん、いかがっすか~??
Posted at 2009.12.08 (22:42) by たか1717 (URL) | [編集]
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
09 11
最新記事
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

たか1717

Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。