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水晶薔薇庭園館綺譚35 髪型

「…………フィン、どーしたんですか、その髪型」

 ちょっと呆れ気味にセーラムに声をかけられる。
 振り返って、彼の姿を認め、そんなにん変な髪形だったかと考える。
 その時ちょっと首をかしげた時に感じた違和感に、思い出した。

「あ、これね。ティーラがせっかくやってくれたから、そのままで来ちゃった」

 そう確か三つ編みだか四つ編みだかを苦心しながらやっていたのだ。
 しかも目の色と同じネオンブルーのリボンも編み込んで。
 終わった時に満足そうにしていたから、余程良い出来だったんだろう。

 本当は出勤だから、と言って崩そうとしたら怒られたのでそのまま出てきたのだけど。
 毛先の方に揺れるネオンブルーのリボンが、ちょっとだけ気になるけど、これはこれでまとまっていて思ったより動くと楽だった。
 
「…………そうですか」

 何故かほっとしたような様子だった。

「なあに?何かあった?」
「いえ、どんな心境の変化かなぁと、ちょっと気になって」

 思わず笑い出したセーラムを思わず不思議そうに見る。
 そんなに変な事かしら?

「そう言えば……、マスターもレディ・リフィアの悪戯で髪型がちょっと変わった時に、部屋を固まらせたらしいけど、こういう気持ちだったのかしら?」

 呆れたような気分でそう言う。

「ああ、あの時ですね。噂には聞いてましたよ」
「セーラムは居なかったの?」
「その時は未だ別の部隊に居ました」

 そう言ってセーラムは笑った。

「じゃあ、今日女性モードでいるのはその髪型もあります?」
「……男性モードでリボン編み込みの姿が見たかったの?」
「いえ、そっちの方が怖いので、女性モードで有難いです」

 笑いながらそう言われる。
 そしてふと気付いたかのように言葉をつないだ。

「もしかして女性モードの時は、ティーラに服でも遊ばれませんか?」
「あら、よく分かるわね。
 アレこれドレス着せられて、化粧されて髪をいじられるわ。
 でも楽しそうなティーラを見るのは好きだから、余程の事が無いと付き合うわよ。
 ……大変だけどね。
 今度ドレスアップした格好で出勤する?」

 そう聞くとセーラムは急いで首を左右に振った。

「それは勘弁してください。私は構いませんが、他のメンバーが……」
「そうねぇ、それも見てみたいけどねぇ」

 遊撃隊は今までのギャップが激しいので、未だに違和感があるらしい。
 それでもザイオンはあっさりと受け止めれた分だけ、やっぱり違うな、と思う。
 伊達に長くステーション勤務をやっていない。

「ま、機会を見てやってみるわ」

 そう楽しそうに言うとセーラムは複雑な顔をした。

******

これを書いて見てもらったら、何故か下宿&見習いのしーちゃんを服を着せ替えて遊んでいるのまで発覚しちゃって……。

しかもティーラさんと女性フィンとレイとアリシアさんで……。

今度ローズちゃんも一緒に住むから、更に遊ばれることになる静くん、御愁傷様です 苦笑
ちゃんと色々と整備&管理などを教えるのもやっているよ~。

でも最近は断然遊ばれている事が多いな。
逃げていられるのがバイト(2か所)の間だけっつー……。

ほんとにごめんね?

文中に出てくるマスターの髪形が変わった話とは「【陽の雫 41】戯心」を読んでいただければ……。
残念ながら?これは直接見てないんですね~。
もったいない。

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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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