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水晶薔薇庭園館綺譚 39 プレゼント(4月中旬)

 書類を整理していたら、セーラムに声をかけられた。

「フィンっ?何で出勤しているんですか?」
「何で、って……。出勤シフトだよ?静が休みだから書類整理はしておかないと」
「だって誕生日でしょ、フツー休むでしょ?」
「誕生日って……下の話だよ?僕は違うの分かっているでしょ?」
「でも大抵は休むでしょ?」

 呆れ返って言われて、こちらも困る。

「そうはいってもなぁ、ティーラに『取りあえずちょっと出かけて来て』って言われたし、他に行くところないし」
「……そんな理由で出勤しないでください」

 溜息といっしょに言われて、思わず謝りそうになる。
 なんか最近、昔の僕「エル・フィン」に似てきた気がする。

「まあ、良いです。念のために持ってきておいて良かった」

 そう言うとセーラムは自分の席に戻ると箱を持ってきて、僕の机に置いた。

「誕生日プレゼントです。おめでとうございます」

 そう言われてびっくりする。

「ずるいよ、セーラム。今君は下が居ないだろ?僕からお返しが出来ないじゃないか」

 思わずそんな事を言ってしまった。
 でも気持ちはとてもうれしい。

「そんなもの、いつだっていいんですよ。
 フィンがその時って思えば」

 にこやかにそう言う彼はとても優しい。
 だからちょっとだけ悪戯心がうずいた。

「ふうん、いつでもいいのね?」

 そう言うと声の変化に気付いたのか、セーラムが一瞬身構える。
 身体を引こうとするのを先に手を伸ばし引きよせて、強引に唇にキスをする。
 驚いて固まる彼に間近から微笑みかける。

「いつもありがとう、セーラム。愛しているわ」

 言うと彼は真っ赤になった。

「っ!フィンっ!それは反則です」
「どーして?一緒に下に居た時は夫婦だった事もあるし、これくらい普通だったでしょ?」

 私は不思議そうにそう聞く。

「あの時はっ!ティーラが居なかったから!!今は違うでしょっ!!」

 焦りまくるセーラムを見て思わず「ふふふ」と笑ってしまう。
 本当にこういうところはとても可愛い。

「あ~~~っ!!セーラムばっかりずるいっ!!」

 そう言う声に振り向くとセドリックがこちらを見ていた。
 帰って来てちょうど目撃してしまったらしい。

「あら、セディもして欲しいの?」
「っていうかっ!何で隊長が出勤しているんですかっ!」
「いけないかしら?元々出勤シフトよ?」
「だって休みだとばっかり思ったから、持ってきてないっすよ」
「それはお前が隊長の事をきちんと読んでないからだろ」

 泣きが入ったセドリックとの会話にザイオンが入ってきた。
 呆れきった顔をしている。

「はい、隊長、下の誕生日おめでとう」

 そう言って彼は短剣サイズの包みを一つ手渡した。
 わざわざ用意してあったらしい。

「ザイオンもありがとう」

 そう言うと彼のそばに行き、ほほにキスをする。
 が、ビミョーな顔をされた。

「なあに、その顔」
「いや、その、何でもないです」

 そう言うとそそくさと彼は離れて行った。
 其の後もほかの隊員たちにあれこれと手渡される。
 結構みんな律儀に用意してあったようで、びっくりする。
 しかも休みシフトのユーリグとテスまで来て渡しに来てくれたのは、嬉しかった。 
 
「やっぱり俺もとって来よう」

 そう言ってセドリックは部屋を出て行こうとする。

「セドリック、勤務時間中だよ」
「でも…・」
「僕は明日も出勤するから、その時で良いよ。気持ちはもらったから。
 ありがとう」

 そう言ってにっこり笑うとセドリックは思いとどまったようだった。
 でもこれどうやって持って帰ろう?
 小山が出来た机を見て、ちょっと考えた。

++++++

先月の本体の誕生日の時のお話し~。
読んでわかるとーり、途中でフィンが女性体に変って、さらに元に戻ってます。
ええ、さらっとやりやがるんですよ、奴は

ちなみにデセル主任からもいただいて……。
フィン、ちゃんとお返ししたのか??
本体は不安だ。
翌日にセドリックさんからもいただきましたよ~、プレゼントw

その翌日はデセル主任の本体さんの誕生日だったらしく、合同ぱーちぃが行われていたらしい。
本体はざわざわして騒がしいのだけしか、感知してません。
そんなもんだ。

んで、出来た小山はシェーンを呼び出して、持ってもらったよ―な 笑
しーちゃんは別件アルバイトでいなかったから。

ちなみに当日は上で友人のBARでも誕生会をしていただきましたww
ら、正座隊が加わったせいか、何故か結婚披露宴もどきに……
大体ね~、何段もあるケーキとか、白いベールとか、何で出てくるんですかぁ??
しかも「指輪はどれがいーですか?」と来たもんだ。
をい

しかもどーやら上司も来ていたらしく orz

そっから何故かBYでヴェール時代に出来なかった結婚式のリベンジのお誘いを受けていたりして。
いや、しませんから。

結婚式が出来なかったのはその時くらいですから、多分。


※登場人物などに関しましては「登場人物紹介」をご参照願います 。
また足らなくなってますけど~。
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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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