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ただの物語 断片47 

そしてまた別の時代。
タイトルが決まらなかったので、何もなしで。

これはただの物語です
  さらっと流していくださいね? 

**********

「****、****!」

 落ち葉の舞い降りる中、そう言ってツインの名前を呼びまくった。
 ちょっと飲み物を買いに行っている間に、待っているといった場所から居なくなっていた。
 きっと何か気になるものを見つけてそちらに行ってしまったに違いない。
 まったく、あの人は。
 研究者にありがちなどこか浮世離れをした雰囲気そのままに、色々と世間からずれていることが多い。
 その行動に私はどれだけ驚き、フォローをし回っているのだろう。
 でもそのことに不満はない。
 この人のそばを離れるなど、思いもよらないのだから。

 公園の池の周りをぐるっと回っている最中に****を見つけた。
 少し林に入ったあたりでぼんやりと木の上を見ている。
 安心したの腹立たしいのが一緒に来る。
 ムッとして歩いて側に立ち、思わず文句を言おうと口を開く。

「あのねぇ、****」
「しっ!@@@@@静かに」

 静かに叱責されて上を指す。
 何事かと思ってそちらを見ると小さな小動物が居た。
 珍しい、こんなところに####が居るなんて。
 
「たぶん、森を追われてきたか、天敵から逃げている最中にこちらに来てしまったんだと思う」

 そうツインが説明してくれる。
 でもこんな小さな公園で大丈夫なのかしら、と不思議に思う。

「ここは人工的な公園とはいえ、かなり森に近いくらい色々な種類の木々が植えられている。その中には####がこのんで食べる木の実もあるから多分この1匹くらいなら生きていけるだろう」

 こういう知識に関してはこの人のほうが上だ。
 それはやっぱり尊敬に値する。
 たとえ日常茶飯事のあれこれがまるっきり駄目だとしても。

「1匹だけなの?他にはいないの?」

 なんとなくさびしい気持ちでそう聞いてみる。
 
「それを僕も考えていてね、ずっと観察していたんだ」

 そういう会話をしている最中にもう一匹が戻ってきて木に登って行った。
 二匹いたんだ。
 なんとなくそれに気持ちがあたたかくなり、二人で顔を見合わせ微笑む。
 
 そして思いっきりだきついてしまった。
 ****も抱きとめてくれる。
 それがうれしい。

 公園の道沿いに戻って、ベンチに座りぬるくなってしまった飲み物を取り出し、二人並んで飲む。

「な~んか不思議よねぇ。この感じって」
「何が?」
「私が女性で、貴方が男性だってこと」
「そうだね」

 私はどちらかというと男性として多くの転生をしてきた。
 逆にツインは女性の転生。
 だから一度くらい逆でもいいのではないか、と言って今回生まれてきた。
 色々と大変なこともあったけど、無事この人とも出会えた。

「でもすぐにわかったよ」

 そう、ツインが紫色の瞳をきらめかせて言う。
 その瞳の色はいつも変わらない。

「私も分かったわよ。こ~んなに危なっかしい人って他に居ないもの」

 きっと自分の瞳も同じような感じなのだろう。

「そんなに危なっかしかったかな?」
「うん、とっても。絶対私がフォローしたくなっちゃうくらい」

 そう言うとちょっと傷ついた表情になる。
 それが可愛いと思う。

「よかったわ、ここが平和な世界で。そうでなければきっと男性に生まれてこなかったことを後悔していたかも」

 にっこり笑ってそう言う。

「それならそれで何とかしていたと思うぞ?」
「ん~、それも心配だわね」
「言ったな。そんなことを言うと+++++しないよ?」
「あ、それは嫌。ごめんなさい」

 こんな他愛もない会話もとても新鮮で。
 
「さ、帰ろうか」
「うん」

 そう言って立ち上がり手をつないで家路に急いだ。

**********

ちなみに当時のツインは生物学者みたいな感じでしたw
こちらは何やっていたんだろうねぇ?
専業主婦か??
姉御肌で、面倒見の良い感じでした。

擦り合わせをお願いしたら
「照れる~
と言ってましたが、読み返すと確かに照れる。
思い出している最中は全然そんなこと思わないんですけどねぇ。←をい

*これの目次などにつきましては「ただの物語について」をご参照ください 。

………ちなみにヤツは今日は朝もはよから仕事に行ってます。
居ないよりは居た方がいい感じですね、共有エリア。
すげーお祭りだ。

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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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