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ただの物語 Dark Age2

ま、何をいもともかく続き。

 これはただの物語です。
  さらっと流して下さいね♪ 

++++++++++

 連れて行かれた店はかなり落ち着いた雰囲気だった。
 どちらかというと一人または気の置けない仲間とゆっくりと静かに飲むのを楽しんだり、落ち着いた討論を楽しむための店だった。

 こいつの分からないところはナンパ用の店からこういう店まで網羅していることだ。
 自分の研究も忙しいはずなのに、どこをどうやってやりくりして、情報を掴むんだろう。
 毎度不思議になって聞いてみるが「内緒」の一言で却下される。
 いや、自分の聴き方が悪いのか。

 簡単な食事も置いてあり、それもまずまずの味だった。
 酒も割といいものが置いてあり、それはそれで楽しめる、ハズだった。
 こっちの気分がもう少しましだったら。

 しばらくは最近の生徒の傾向の話をし、その後は#####の節操なしのナンパについて怒っていた。
 #####もわざとハイテンションにならず普通のトーンで話をする。

「でもね、やっぱりもう癖になっているから、俺は無理だろうねぇ」
「それはそれで失礼だろ」
「そうかなぁ。どっちにしても一晩だけって割り切れる相手しか実際は遊ばないように気をつけているつもりだけどねぇ」
「……」

 こいつは節操なしにナンパをするくせにそういうところはちゃんとしていた。
 無節操にツインが居る相手にも声をかけるが実際には結構厳選して付き合っている。
 そのためほとんど修羅場になったことがない。
 更に女の子たちの間では#####に声をかけられないと言うのはかなり不名誉なことらしい。

「ねえ、そろそろ吐かない?」

 いきなり言い出す。

「何をだ?」
「なぜあの女の子と会っただけで***がショックを受けた理由」
「何もない」
「言ったほうが楽になると思うけど」
「ならない」
「この店は生徒はもとより、あの学校関係者もめったに来ないから大丈夫だよ」

 そうか、そのためにわざわざこんな店に連れてきたのか。
 心配してくれているのは分かるが、それでも言いたいことと言いたくないことがある。
 残念ながらこれはあまり言いたくない部類だ。

「もっと甘えていいと思うよ?***は。自分に厳しすぎ」
「お前は甘え過ぎだろう」
「うん、甘えるの好きだしねえ」

 にっこりと笑うこいつを苦々しく見る。
 そう出来たら本当にどんなに楽なんだろう。
 しかし自分のツインのことを考えるとそうすることさえ罪悪感がわく。
 それには答えずに黙々とグラスを傾けた。


 気持ち悪い、くらくらする。

「おい、大丈夫か?」

 心配そうに聞いてくる#####に答えようとして吐きそうになる。
 駄目だ、いつもはこんな風に酔わないんだけどな。
 やっぱり内面動揺したのが問題なのか、体調が悪いせいか、飲むペースが狂ったのか。
 多分全部だろう。

 #####に支えられて家に帰るなんて失態は初めてだった。
 逆に酔いつぶしてやったことはたくさんあるんだが。
 勿論その時は店に残して帰って来ていた。

 この時ばかりはさすがに自力で帰る自信がなくて、送るというのを断れなかった。
 家に着いた途端やはり駄目だった。

「吐く」
「何っ!ちょっとだけ待て」

 家のカギを開けてもらい、そのあとトイレに駆け込む。
 一通り吐き終わると、どうやら部屋を物色したらしい#####に水の入ったコップを差し出された。

「悪い」

 それだけ言って簡単に口をゆすいでから、水を飲み干す。
 空になったコップをもぎり取ってさらに水を満たして返ってくる。
 それも受け取って飲む。
 半分飲んだあたりでようやく人心地がついた。
 ため息をつく。
 そして鬱陶しくなって眼鏡を外した。
 寄って感覚が鈍っているためか、あまり変なモノは察知しなくて済む。

 そしてトイレの床に座り込んでいるのに気付いた。
 #####は心配そうな呆れたような顔して、同じように扉の所に座り込んでいた。

「大丈夫か?」

 また同じことを聞かれた。

「たぶん、大丈夫かと」

 そう言って何とか立ち上がる。
 少しくらくらするが、これくらいなら全然問題がない。
 それに合わせて#####も立ち上がる。
 
「悪い、面倒をかけたな」
「こんなの全然面倒じゃないけどね」

 そう言う#####にふとほほ笑む。
 だが向こうはまだ心配そうな顔を崩さなかった。

「もう大丈夫だ」

 そう言ってそこを出て部屋に向かう。
 が、ふらついてしまった。

「危ない」

 咄嗟に#####が手を差し伸べてくれた。
 ったく情けない、こいつの手を借りるなんて。

「いい加減話さない?」
「何を」
「弱音」

 静かに振り返る。

「何もないよ」
「嘘だろ?」
「なぜ?」
「じゃなきゃ***がこんな風になるわけないだろ」

 あまりのしつこさに思わずイラつく。

「無いって言ってるだろ」

 思わず正面から睨む。
 それを#####はまっすぐに受け止めた。
 珍しく向こうも怒っていみたいだった。

「ふーん、そう」

 冷ややかにそう言う。
 何か引っかかって思わず眉根を寄せる。
 次の瞬間何をされたのか一瞬把握し損ねた。
 強引なキス。

 思わず押しやろうとするが、こっちはまだ酔いが残っているようでうまく力が入らない。
 くそ、こいつさすがに遊んでいるだけあって、巧みだった。
 
「お前っ!」

 唇がはなれると同時に抗議の声を上げる、が、同時にベッドに押し倒される。

「おれがこんなチャンスを逃すわけないでしょ?」

 そう口調では軽く言う。
 しかし雰囲気がそれを裏切っていた。
 完全に怒っているし、目もこっちのことを非難していた。

「だからって……」

 文句を言おうとしたら更に唇でふさがれる。
 さらに体をさぐられる。
 抵抗しようにもうまくそれを封じるように押さえつけられて、碌に抵抗が出来ない。

「……勝手にしろっ!」

 思わずすべてが面倒になり、そういってやるに任せてやった。

++++++++++

…………って!任せるなっ!!最期までしっかりきっかり抵抗しろっ!!!
バカ~~~~~~~!!!!!


と思いましたわ、最初思い出した時 orz
つーか、本当に「自棄」の一言でしたねぇ……。
なんかもー、どうでもいいっつーか、面倒っつーか、なんていうか。

あ、そうそうちょっと訂正。
ここで襲ったバカの本名は「レティシエル」でしたww
ふふふ、悪いね~。←罪悪感0
てか厭味???

ま、そんなこんながあったのであのバカに対して遠慮も何もないのですが。

……………………続きます。
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Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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