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ただの物語 断片24

え~~と、これは本当に断片です。
話としては0.5くらい。
一応24ですけどね

 これはただの物語です。
 さらっと流してくださいね? 


**********

 その日食堂で少し遅れた昼食を食べていた。
 卒業後の就職に関して色々と相談してい為、遅くなってしまった。

 一応親戚筋などからは卒業後にティーラの居る神殿に入るようにほのめかされていた。
 しかしどうしてもそういう気になれず思案していたところ、ドラゴンと契約している関係で軍からもアプローチがあるというのを聞き、詳細を訪ねていたのだった。

 どちらにしても最終的には自分で決めないといけない問題だが、決めかねてしまっていた。 
 軽くため息をつく。

「エル・フィン!!聞いてくれっ」

 その時いきなり後ろから叩かれたと同時に陽気な声が降ってくる。
 ルーシェだ。
 こちらが何か言う前に隣の席に座る。

「何だ今頃メシか?」
「色々あってな。で、なんだ?」

 こちらに気付いてそう聞いてきたが、うずうずと話したがっているのが分かった為に、こちらのことは話さずに水を向ける。

「そうそう、聞いてくれ!今な、マールにプロポーズしたんだ、ダメもとで」

 それを聞いた途端目が丸くなる。
 あの茶髪の面倒見のよさそうな付き合いだしたばかりのはずのルーシェの彼女を思い出す。

「まだ学生だぞ、俺たちは」
「もちろん、結婚は卒業して仕事を始めてからに決まっているだろ。でも早めの方がいいと思って話したんだ。そしたらどうだと思う?」

 いや、どうだも何も、お前のその浮かれっぷりで結果はわかるが。
 が、口を挟む間もなくルーシェは話し続ける。

「そしたらな、OKだって。『すごくうれしい』とまで言ってくれたぞっ!」

 そこから先は怒涛のように彼女がどれだけ素晴らしいかを惚気だし、しゃべり続けた。
 それが終わると今後の結婚式までの流れの将来計画まで、聞いていないのに話しだした。
 こちらが本当に口を挟む間もなく、相槌をうつのもどうでも良いようだった。

 俺は思わずあっけにとられて、食べている手を止めてルーシェを見てしまった。
 あの彼女、本当にこいつでいいのか??
 判断間違っていないのか?
 そんな疑問が頭に浮かぶ。

「じゃ、そーいうことで、詳しく決まったらちゃんと連絡するから、仕事先とか連絡先は絶やすなよ」
「………」
「お前も早くいい彼女見つけて結婚しろよ。最近仏頂面が酷いからな、逃げられるなよ。じゃあな」

 そう言うと人の背中を叩いて浮足立ったまま去っていった。
 この分だと他の友人たちにも吹聴して回る気かも知れない。

 ルーシェが去ってから、思わずまたため息が出た。
 あれ位能天気の方が、この世の中やっていきやすいのかもしれない。
 ふとそう思うと悩んでいたのがちょっとばからしくなり、さめてしまった昼食を再開した。


******

学生時代の話です~。
というか学生時代じゃなきゃ、どー考えてもこのシチュエーションはあり得ないので。

ちなみにルーシェはこの時すでにエル・フィンにツインがいるとは知りませんでしたw
秘密主義なので。

そう言えば以前に関係者にこれを話をしたら、大爆笑しておりました。
らし過ぎるそーです、ルーシェ…………。

惚気の内容その他はあまりにもばからしかったので覚えてません。
多分あんなようなことだったかと。

ちなみに最近思いだしたのが、ルーシェに連絡したついでに子供のことを聞いたら親バカ炸裂で話しだしたこと。
延々、特に娘に関していかに可愛いかをしゃべりまくっておりやした。

ルークと全然違うね、マジで。


*これのもくじなどにつきましては「ただの物語について」をご参照ください。

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Author:たか1717
なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
妄想かもしれないこの話、楽しんで頂けるとありがたいです。

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