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ただの物語 幕間2

たぶん、これも聞いた話です。
コミュニケーション取れてないようで取れているのかも。

注:これはただの物語です
  さらっと流してくださいね♪


******

 一番最初に会ったのは、結構昔になるな。
 俺が生まれてまだ50年たっていなかったと思う。
 その頃の俺は自由に駆け巡り、行きたいところに行き、やりたいことだけをしていた。
 もちろん仲間の中にはどこかに所属して仕事をしていた奴もいたが、俺はそんな面倒なことをする気になれなかった。

 そんなある日呼びかけが聞こえた。
 ちょうど暇を持て余していたので、暇つぶしに見に行った。

 そこに居たのが一人の人、そう、昔のお前だ。
 どうせこいつも竜を使役して悦に入る類の奴かと思って、さっさと痛い目にあわせてやろうと思った。

「ゲームをしませんか?」

 ところがお前はそんな提案をしてきた。
 どうせ暇なんでしょう、ともいったかな。
 で、俺が負けたら契約をする約束で、逆に俺が勝ったら好きにしていいとかいったと思う。

 実際暇だったから付き合ってみようと思った。
 どう見ても俺が勝つと思ったからな。

 どんなゲームかは覚えてないな。
 それくらい簡単で単純なものだったと思う。

 そう、自分が勝つという予想に反して、逆に負けたんだよ。
 ちょっとその辺りは思い出したくないから、パス。

(本体注:パスするんかいっ!) 

 お前だっていやなことは忘れるだろ?それと一緒だ。

 で、とにかくそれで力をかす契約をする羽目になった。
 でも契約しても言うことを聞く必要はないし、いざとなったら手をかければいいかとも思っていた。
 しかしお前もそんなところは見抜いていたようで、自分が怪我したり命の危機があると、こっちが苦しむような契約を自分の真名にかけて結ばされた。

 本当にその時はムカついたし、怒ったな。
 人っていうのは自分の都合のいいように使役するものだと思っていたから。
 もちろんそう言って罵った。
 すると大昔のお前は目を丸くして、

「そんなことするわけないでしょう」

 と笑ったんだ。

 実際に何か強引にさせようとすることはなかったな、一度も。
 常に一緒に居る必要もなかったし、もちろん呼ばれれば行かなくてはいけなかったけど、こちらにいつも「お願い」という形をとっていたし、まあ、俺としては悪くないかと思っていた。

 依頼されて何かする、というのも面白いものだと思い始めたのもこの頃かな。

 そう言えば良くお前は一人で遠くを見ていたな。
 何をしているか聞いたらさびしそうに笑っていた。
 なんとなくそれが気になって、そういう時はそばにいるようにしていた。
 何も言わず、何もせずただ側に居た。
 俺がそうしたくなった。 

 そうしてそんな時間が過ぎていった。

 最期の時も覚えている、というか、それこそ忘れられない。

 戦いのさなかだったのは覚えている。
 向かって来た奴らを防御し切ったと思ったら、隙をつかれて致命傷を負わされていたんだ。
 本当に俺はその時ほど後悔した覚えはない。
 自分の力を過信しすぎていたのも思い知らされた。

 契約で、お前が死んだら俺の命もないのはしっていたし、それもあったけど。

 そうしたら、お前は瀕死の状態で契約を解除したんだ。

「ありがとう、もう自由になっていいよ」

 確かにお前の方からは契約解除できるようになっていたけどなぁ、いきなりそんな時に契約解除ってあるか。
 あまりにも残酷すぎるってやつだ。
 こっちはいきなり自由になったことの戸惑いと、守ると契約した相手を守り切れなかった痛みと、とにかくめちゃめちゃだった。

 あまりにも勝手すぎて、怒ったし怒鳴った。
 だから強引に約束させた、次生まれてきたら俺を必ず呼ぶようにと。
 最後に笑っていたな、お前は。
 約束も守りそうになかった。

 だからひそかに魂にマーキングをした。

(本体:は??何それ??どーやんの?え?無視っ?!)

 それから俺はあまり人のいる場所に近寄らなかった。
 力の使い方を改めて研究したり、蓄えていた。

 それから200年も結局呼ばなかったんだよな、お前。
 こっちはずっと待っていたのに。

(本体:はあ…)

 ようやく呼んだ時は遠くに居て気づくのが遅れたのは悪かったと思っている。
 でもまさかあんなところで呼ばれるとは思わなかったし、全然俺のこと覚えてないし。
 真名を使っての契約を要求するとは思わなかったし。
 そう、エル・フィンと呼ばれていた頃のことだ。

 でも、それも嬉しかったな。
 一方的じゃない契約ができるのが。
 ずっとこれで一緒に入れるのが。
 そう思ったのはお前だけなんだよ。
 
 代わりに眠るのも全然嫌じゃなかった。

 ようやく眠りからさめて、長い時間がたったを知った時はさすがにしまったなと思ったけど、契約があったからすぐにどこに居るか分かった。

 そうしたら今度は全然気付かないし、覚えてないし。
 今の状況を冷静に見て仕方ないと思っていたら、いきなり他のドラゴンが来るし。
 これは仕方ないとして、思い出し始めても全然気付かない時はどうしようかとさすがに考えた。
 
 エル・フィンはすぐに気付いたのに、何でお前は気付かないかなぁ。
 いろいろサインもたくさん出してのに、ここまで鈍いのはさすがにどうかと思うぞ。 

 幸か不幸か上で知っていてお前も分かる人がいたからそこを通して知らせることが出来てよかったと思う。
 
 え?なぜあの人にお願いしなかったか?
 そんなのあの忙しくなる人にお願いできるわけないだろう。
 お前が分かってないのに。

 まあ、そう言うわけだよ。
 

*******

ノロケ……・の様な気もしなくもない。

シェーンから結構前に聞かされたことです。
つーか、あの~、私一番最初を思い出さないといけないんでしょうか……。

たぶんmixiのプロフ写真にしている、あの頃の自分だと思うんですが、思い出せません!!!
あああ~~~。


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なに見え遠足三期生です。
参加した後に起こった色々な「上」及びその関連のことを書いてます。
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